型想いにキャストを流し込めるか?

カテゴリー: 手法

ずいぶん前から、「型想い」や「おゆまるくん」を用いた複製方法が確立されています。ウェブで検索すれば、かなりの数のレポートを見つけることができるでしょう。これらの方法では、ポリパテを埋め込んで複製する方法が一般的なようです。

では「型想い」にキャストを流し込めるのか?……と思い、実験することに。ちなみにウェブでは「OK」というレポートと「NG」という報告があります。流し込む量や形に依存しているっぽいですね。今回は版権表示プレートで試しました。流し込むレジンは少量ですし、片面取りです。

まず「型想い」と原型を用意。
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型をサクっと作って、レジンを流し込みました。
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結果は微妙でした。

1. 型想いだとスジの複製が甘くなる。深くスジを掘らないといけない
2. キャストの発熱で型が壊れることはない。繰り返し複製できる

自分の版権表示プレートの作り方にはやや向いていない模様です。やはりシリコン型を作るのがよいようですね~。

手戻りしたパーツのその後

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なんだか塗装した結果が芳しくなかったパーツのその後の顛末をまとめました。結論から言えば、きれいに塗り直しです。

こちらが「気に食わなかった出来」の状態です。
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上の写真のパーツに紙やすりをかけて塗料を落としました。そしてサフを吹き付けてから、ホワイト吹き→コート剤で保護をしたのが下の写真。このプロセスは30分ほどで終了しています。
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再びマスキングをして塗装しました。筆塗りで細部を調整しています。
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…とまぁ、このようにガレージキットの組み立てでは塗装のやり直しが簡単にできます。というか、気に食わないからやり直すことが頻繁にあります。

初心者の方にとってエアブラシ塗装は敷居が高いものだと思います。失敗したらどうしよう…なんて迷っている方がいらっしゃったら、『ダメで元々なんだ』、『時間をかければやり直しが効くんだ』、そんな風に気軽に構えてもらえればよいと思います。

何事もなんてことはないのですよ!

バックして引き返す

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今回は塗装のやり直しの現場のお話です。
とあるキット組み立てをしていて、気に食わないところが出てきました。

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何が気に食わないかというと

 1. マスキングの隙間から塗料が流れ込んでしまった(塗料が薄すぎた)
 2. 帯の位置はもっと下がよかった
 3. というか、白い部分に色を塗りたくなった

全否定です。そんなわけで塗りなおしの準備をしました。紙やすりで表面の塗料をこそぎ落とし、サフ吹きをやり直し。そしてホワイトを塗りなおしてから、コート剤を塗布。結果的に写真のような更地に戻りました。

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コトバで書くと簡単そうな後戻りです。実際の作業はどうかというと、物凄く短時間で終わっています。最初から最後まで30分程度。エアブラシの準備と後片付けも入れて30分です。実質的に20分で修正作業を完了させています。

つまり、ガレキ組み立てにおいて「後戻りは大して時間を取るものではない」ということです。塗装し直しは面倒くさいのでは……と迷うほどのことはありません。思うよりずっと簡単なので、気軽にやり直すとよいです。でも、やり直し続けると永久に塗りなおすハメになるので、ほどほどに。

シリコンが固まるかテスト

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ハクアの複製に入る前に、手持ちのシリコンが使えるかテストしています。単純にシリコンに硬化剤を混ぜて放置。型は何でも良いのですが、使い切ったサフの蓋にしました。

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シリコンを開封してから半年。部屋の隅、日の当たらないところに保管しておいたとはいえ、夏場の暑さで品質が下がっているやもしれません。原型が埋まって取り出せないとか、ぶっちゃけシャレになりません。ならば事前にテストをすればいいわけです。

…で、テストした結果、思った以上にシリコンが固まりません。

季節はすっかり秋。湿度や温度が変わっているので硬化に時間がかかるのでしょうか?適当に硬化剤を混ぜたのが悪かったか…。原型製作の先生に聞いたところ、秋~冬はシリコン硬化に時間がかかるということでした。もうちょっと気長に様子を見てみます。36時間くらいかかるのかなぁ~

シリコン型作成の外枠は何がいいのだろう?

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型どりをしていて悩んだことが沢山あります。その一つが『シリコンを流し込む時の外枠』をどうするか…でした。

当然ですが、外枠は型を取りたい原型より大きい必要があります。が、大き過ぎると無駄にシリコンを使うハメになります。使い古したシリコンを周囲に敷き詰めてカサを稼ぐ方法もあります。でも、外枠が無駄に大きいのはヤだなぁ…と。

これを解消にするには、可変長の外枠を使えばよいはず。例えば、レゴブロックを使った枠です。これなら大きな型でも崩れないし、形も自由自在。でも、レゴブロックなんて普通の家庭にあるとは思えません。少なくとも我が工房にそんなものはなし。

そこで目をつけたのが使い古したクリアファイルでした。これなら自由自在の大きさに加工できます。カッターナイフと定規と超基本的な作図能力さえあればOK。時間もかかりません。材料費もほぼゼロ。大きな型を取るには不適ですが(強度がないので)、小物なら十分に行けるのでは!?

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…そんんわけで、やってみました。今まさにテスト中。シリコンの壁が曲面になっちゃったけど、この程度ならなんとかなるかな~。