中古ガレキに手を出してみる [1]

カテゴリー: 雑記

アキバハラに新しくガレージキットの中古商品を取り扱う店ができたらしいということで、足を運んでみた。

期待していたより売り場面積は小さく、1~2畳分くらい。それでも何があるのかと覗いてみると、諸般の事情で購入を諦めたガレキ発見。

2万1千円也

……や、安いじゃないか。でも、俺の給料はもっともっと安いからな!

このガレキ、ワンフェスでの販売価格が2万円くらいだったはず。入場料や手間賃を考えても2万1千円は妥当な値段といえましょう。それに、ディーラーさんは今のところ再販するつもりはないみたい。

即、お買い上げ(←買う前に今あるのを作りなさいよ)


5キロくらいはあるガレキを抱えて帰宅。肩が痛いってば。でも、パーツチェック開始。

「え~っと、これがこれで……」

「………………………」

「……………」

「……」

「ぎゃぽ~~~~~っ!!パーツ違うの入ってるですよ~~~!!足りないですよ~~~っ!!」

本来、入っているべきパーツがなく、見たこともないパーツが混入。こりゃ、お店側で取り違えちゃったみたい。早速、店に電話して情況を説明したところ、真摯に対応してくれました。で、お店側と話し合ったところ、

(a) 全品返却して、お金を払い戻す
(b) 一部欠品のガレキとして値段を再計算して、差額を払い戻す

の2択があるだろうと。

あの鉄アレイみたいな重量のガレキを抱えてアキバに戻るのは嫌なので、(a)ではなくて(b)の方向で話をすることに。とりあえず、間違って封入されていたパーツを抱えてアキバに行ってきます。

ただ、このパーツだけでも4キロは固いんだよね……

アリシア フローレンス[9]

カテゴリー: 製作記

完成。……今まで作ったガレキの中でもかなりいい出来になりました。組み上げでこんなにパーツがきっちりかみ合ったのは初めてかも。

麗しのスノー・ホワイトらしさが少しでも出ていればよいのですが……どんなもんでしょ?



アリシア フローレンス [8]

カテゴリー: 手法

塗装は全て終了し、組み立てへ。ここまで来たなら完成まで時間はそうはかからない。

……髪のパーツの組み合わせさえうまくいけばなっ!(←うまく行くはずがないと思っている)

まぁ、それはさておき「目の描き方」って難しいと思いませんか?ガレージキットを買うのを躊躇していまう理由の一つは"目"にあるんじゃないかと思います。

「目の描き方が分からない」

とか

「目を上手に書けるほどの技量がない」

とか。

後者……すなわち技量の話ですが、こちらはやってみてナンボの世界です。だから気にしても仕方がありません。紙の上でお絵かきをすることである程度の力量を養うこともできます。でも、立体物に描く絵と平面に描く絵はビミョーに違うので完璧ではないです。事前準備をするのは諦めて「えいやっ!」と飛び込んでもらうのがよろしいかと。

前者についてですが、明確な答えはないんじゃないかと思います。目の描き方というのは人それぞれで、これといって正解はないように思います。要は完成しちゃえばよいのです。

とはいえ、やはりそれなりのやり方というのはあるはず。自分はどういう手順で描いているのでしょう?

…………………………

……………

……

あれ?毎回手順が違うっぽい?

ということで、アリシアフローレンスの目の描いていくプロセスを簡単にご紹介しようかと。筆者の絵を描く技量は低いので、出来具合は無視して下さい(w

ステップ1 下書き
鉛筆でこの辺りに目を書くぞ!というガイドをつける。変なところに鉛筆がついたら、消しゴムで消すか、上から白を塗って隠ぺい工作




ステップ2 下地
目の全体を簡単に描いてしまいます。この下地は最終的にはほとんど隠れてしまいますが…




ステップ3 上塗り
目の細部を書き込んでいきます。グラデーションっぽいものもつけたり、アイラインを入れたり。ここで資料があると役に立ちます。ついでに口なんかも色つけて仕上げ。




我ながら、ゆる~~い手順だ(w

アリシア フローレンス [7]

カテゴリー: 製作記

塗装作業に突入。

パーツ数が多いことで、表面処理(こと、サフの吹きつけのための固定)では悩んでいましたが、彩色となるとパーツが分離しているのはとても有利に働きます。

なんてたって、マスキングが不要ですから(w

今回はまったくマスクを必要としないパーツを塗装。これで、完成しているパーツを一つでも増やしていき、心理的な効果からモチベーションを維持していこうという目論見です。あ、あと作業スペースが少なくて済むのもポイントかな。



アリシア フローレンス [6]

カテゴリー: 製作記

とある日の会話。

A「前にビッ○カメラのポイントカードをヨド○シカメラで出してたよね」
B「そういうお前も、ヤ○ダデンキとコ○マデンキを素で間違えたじゃん」
A「前の彼女とその前の彼女から貰ったプレゼント取り違えた奴に言われたくないね」
B「あの時の空気は気まずかった……」

キャラが被ると識別能力のなさが露呈する人間同士のショーもない会話。否、二人とも区別をしようと努力しているのか怪しいレベル。しかし、ガレキのパーツは似ているものでもしっかり識別できるんだな、二人とも。

そんなわけで(?)パーツを間違えることもなく、コソコソ削ったパーツも、ようやく納得(妥協)できる程度にまで整形が完了。続いて彩色のための下地として白を吹き付ける作業に入りました。ホラ、白くなれ~白くなれ~!

あとはパーツ乾燥を待てば彩色。

いよいよ、ホコリが怖い段階に入ってまいりました(w

アリシア フローレンス [5]

カテゴリー: 製作記

表面処理がようやく落ち着いてきて、色を塗る下準備も視野に入ってきました。
最後まで残ってしまった髪のパーツをどこまで磨けば良いのか分からないけれど、まぁこんなものか。

髪は、あまりにきっちり磨いてしまうと機械的になってしまいます。人間の髪って、どこか凸凹ですよね。こう、味があるというか、複雑でかつ美しさがある感じ。決して、単調ではないと思ってます。

…というか、そんな感じを出したい。

最低限の孔を埋める程度で妥結したようにも思えますが、自分の狙いがうまく出ることを祈って作業を先に進めていきます。

ホンマに頼みますわ~

アリシア フローレンス [4]

カテゴリー: 製作記

せこせことパーツを削っています。今回の表面処理は、一回目の荒削りとは違って丁寧にやらねばなりません。ここでサボったら、それがそのまま完成品に響きますのでシャレになりません。

パテを盛って、削って、サフ吹いて~~~。パテを盛って、削って、サフ吹いて~~~

の繰り返し。

事実上の最終処理というプレッシャーはあるものの、表面処理は作業している間は無心になれるのでいいですね。悟りは開けませんが(w

いつかはサフを使わないでキットを作れるようになりたいものですが、サフを吹くと次から次へと傷が見つかります。これじゃ、サフレス塗装なんて夢のまた夢。先は長いな orz



真鍮線 vs アルミ線

カテゴリー: ツール

今回は「芯線」に何を使うか…という話です。

大きなパーツを接着させる場合や、パーツそのものの荷重が大きい接着においては、接着剤の力だけに頼るわけには行きません。そんな時に役に立つのが、骨格となり荷重を支えてくれる「芯線」です。

この芯線ですが、アリシア フローレンスの製作からアルミ線を導入してみました。もともと0.5mmの真鍮線を使っていたのですが、とある原型師さんから「アルミ線がとてもいい」と聞いていたので試した次第です。

結論から申し上げるとアルミ線はいけると思います。少々お値段は張りますが、その価値はあると判断しました。

何しろ加工しやすい。簡単に切る/曲げることができるので位置調整・角度調整が容易。作業時間が短くなります。更にいいことに、支柱としての強度もそこそこあります。接着剤との合わせ技でかなりの大きさまで対応できそうです。アリシア フローレンスの製作では、アルミ線と真鍮線を組み合わせて強度を補完してみるテストもしましたが、これもなかなかいい感じ。

余裕があれば、アルミ線の径を変えて、どの太さのアルミ線がどのくらいの重みに耐えられるかも確かめておきたいところです。そうすれば、「接着剤による補強」「真鍮線による補強」に加えて、「アルミ線の太さで強度を調整」もできますからね~。

アルミ線の加工しやすさを活かして、芯線を通す場所(通しにくい場所ならアルミ線。作業しやすいところなら真鍮線とか…)による使い分けもできそうです。ということで、今後の製作ではアルミ線もうまく使っていこうと思います。

…ただ、アルミ線にも難点はあります。ちょっと入手しずらいんですよね。

アリシア フローレンス [3]

カテゴリー: 製作記

パテ盛り→削り を軽く繰り返して一回目の表面処理作業を完了。
まぁ、一回目の削りはライトに行っているので、そんなに時間は掛かりません。いや、時間を掛けていないと表現するべきでしょうかね。

…仮組みをしながら、パーツ固定のための孔を開ける。続いてサフを吹く作業に入るのが、個人的流儀。今回は仮組み時に新しいことを取り入れてみたので若干の悪戦苦闘に見舞われました。

一体、何をしたのかは次回のネタにしたいと思います(w

アリシア フローレンス [2]

カテゴリー: 製作記

とりあえず、表面処理を開始。パーツを先に固定するのも忘れずに…っと

触れば触るほど、ギリギリのところまで細部にこだわったガレキであることが分かってきました。アリシアさんは髪の毛を編みこんだ髪型なので、これまたしんどそう…

気長に削っていくことに決定。


アリシア フローレンス [1]

カテゴリー: 製作記

Choro Club + Senoo + Yoichi Okabe ~五人囃子~

先日、六本木で行われた上記のライブに行ってきました。

っつーか、酒ばっかガンガン飲んで、閉店まで飲んでました。ジンのストレートをガツガツいくお客は珍しいようで(大抵は、ワインやハーブティー、カクテル)、店員さんから「勉強になります」なんて言われてしまったり…。お酒飲みでゴメンなさいね。

ちなみに上のライブは何かというと、アニメ「アリア」の音楽を担当していた人たちが一晩限りのユニットを組んで行われたものです。ちなみに会場には、アリアの監督さんや声優さん、スタッフの人たちの姿も見えました。

……というか、目の前にいたんですけどね。「酒>>音楽>>アリアの中の人」という優先順位付けの人間でも、目の前3メートルの距離にいたらそりゃ気付くっちゅーねん。


でも、アレですよ。アリアという漫画を糊にして、別々の場所で生まれた人たちが、一つの場所に集まって同じ音楽を楽しむ。そんな小さな素敵な奇跡を感じられたのは幸せでしたね。殊、手の中にお気に入りのお酒を転がしながら、たゆたう音楽に身を委ねて、会場が一体化する瞬間は至高にして至福の一時。

…………

……………………

………………………………

恥ずかしい台詞は禁止だーーーーっ!!


ということで、4月の新作は天野こずえの「ARIA」から、アリシア フローレンス。とても小さなキットで、完成品は手のひらの上に余裕で載るくらいの大きさです。目をきちんと描けるか、かなり不安。

原作かアニメを見たことがある人なら分かると思いますが、年齢の割りに落ち着きのある女性……という設定で「ARIA」の中では人気のあるキャラですね。お話の終わり近くで結婚するのですが、その展開に発狂するファンもいたとか、いないとか(笑)

さてさて製作ですが、ある程度のパーツ接着を先に行う方向で開始しました。完成しても小さなガレキ=パーツも小さなガレキ……すなわち、組み立ての制御が難しいだろうと。特に髪の部分は6つのパーツに分割されています。これを順番に組み立てていくと、少しずつズレが生じ、それが積み重なって大きなズレとなる。結局どこかのパーツがはまらなくなるのではないかと予想しました。

パーツを接着して数を減らせば、全てのパーツを一括接着することも可能になります。というか、そうあって欲しい。パーツ数が減ると管理がしやすいですし、パーツが大きくなればサフ吹きなどの作業で固定しやすいですし、その辺りの効果も期待しています。まずは、ゆったりと削っていきましょう。

イタリアから帰ってきました

カテゴリー: 雑記




イタリア出張から帰ってきました。写真はミラノの中心部にある、でっかい大聖堂です。ここで冒険の書にセーブしてきました。

後片付けをして、さっそくガレキでも作ろうかな~。そういえばホビコンがあるな~、と考えていたのですが、一休みのつもりでとった仮眠が14時間に達してしまい何もできず。その後も、起きているのか寝ているのか、イマイチはっきりしない生活を送ったため、今日という一日は、ほとんど何もしていません。疲れてるみたいですね。

……時差ぼけは随分と解消したから、いいんですけど。



イタリアの旅行話なんてつまらないので、道端で見つけたコネタを少々。ミラノ市内を散策していると、下の写真のような雑誌を売っているスタンドを沢山見つけました。




主に新聞とか雑誌を置いていて、よく見ると小物も置いてあるゴチャゴチャした感じのお店。昔あった駄菓子屋さんみたいな雰囲気といえば伝わるでしょうか。

で、このスタンドですが、色々な本を所狭しと並べ立ててあります。地元の人なら、目的の本を置いてあるスタンドの場所を知っているのでしょうけれど、私にはさっぱり。まぁ、どうせイタリア語なんで読めないので、どんな本が置いてあるのか、ボーッと眺めていると…




……ん?

「ガ、ガンプラだと……」

どうもガンプラ専門の模型雑誌。お値段は日本円にして700~800円程度。無駄遣いになるんで、買ってません。ガレキの本なら速攻で買ってますが(←買うのかよ)。

他にも「ドラゴンボールZ」の雑誌もあったり、テレビで日本のアニメが流れていたり、食事中に「ウチの娘が日本の Cartoon (※アニメーションという単語は通じません)を描く練習をしているんだ」と聞かされたり、日本のソフトコンテンツの強さを改めて認識させられました。

ま、私もガレキの写真見せたり、自分で書いたイラスト見せたりしてましたが(w

アニメといえば、日本ではオタク趣味・犯罪者予備軍みたいに言われてるけど、海外だと普通の扱いです。一つの趣味領域としてしっかり認識されています。それだけ懐が広いのか、何も考えていないのかは不明ですが、ちゃんと評価されている模様。評価されるだけの価値があるなら、アニメも捨てたもんじゃないですね。素晴らしいことです。
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鉄 乙女

カテゴリー: 思い出のガレキ

(今回のエントリも自動更新にて作成しております。筆者はイタリアで仕事中です)




原型は『ぽよんマックス』さん作成。
出典は、PCゲーム/PSゲーム「つよきす」から。

仕入れたのは2006年の夏のワンダーフェスティバル。財布にたまたまお金があったところに、「私を買って作れ!」と言わんばかりに鎮座していたサンプルに目が留まり、そのまま勢いで購入。

初めて作るガレージキットでしたが、難易度はちょうどよかったようです。とはいえ、当時は立体造型というジャンルも知らなかった状態。プラモデルすらろくすっぽまともに作ったことのない人間にとっては、何から何まで手探り状態のまま仕上げていった作品です。サフを吹いては感動し、ホワイトを吹いて悩み、色を塗ってビクつき……と、一つ一つの工程が驚きの連続でした。

初めてのガレキ作りの頼りにしたのはネット上に散在する情報と友人からもらうメールでのアドバイス。本の一つでも買えばよかったのですが、どこで売っているのかも分からないし、それより塗料とか工具を揃えるので精一杯。最初から最後まで綱渡りの連続でした。しかし、そのおかげで完成させた暁には「こんなんでもガレキは作れてしまうんだ!」とおかしな自信がついたのはよかったかも。

今になってよくよく見ると、表面処理はかなりいい加減で、小さな穴があちこちにあります。いえ、穴の存在には当時から気がついていたのです。ですが、それほど気にもしていなかったし、どの程度まで穴を埋めればいいのかの見当すらつけられなくて…。普通に飾っておく分には目立たないので結果オーライですが。

色は全てラッカー系を筆塗り。どの色をどんな風に調合すればいいのかも分からず、適当に混色する豪気。迷った挙句に目までラッカーで塗ってしまった”漢の”ガレージキットです。

このキットでは沢山のことを学びました。

・表面処理はどの程度で見切ってはいけないのか
・芯線の材質、通し方についての考え方
・筆による塗装のコツ
・目の書き方
・塗料の使い方
・デザインナイフで指を刺すと痛い(←血まみれになったこと数知れず)

そして、これらの経験は次のガレージキットへと活かされ、更に反省を積み重ねて自分流の組み立て術へと進化していくことになります。というか、今でも経験値☆上昇中です。この当時から考えると、表面処理一つとっても、随分と進歩したものだなぁ~とちょっと感慨深くなったりして(w

こうしてガレージキットという世界に入るきっかけを与えてくださったぽよんマックスさんには今でも感謝しています。というか、リスペクト。
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