トイレットペーパーの設置方法の考察

カテゴリー: 雑記

先日、コミックマーケットで「ダブルトイレットペーパーの分解」に関する実装を行ったサークル(※)と遭遇した。このサークルの研究を元に、現実的で最適なトイレットペーパーの設置方法を考案した。

※Re:研究所(レニウムコロンけんきゅうしょ)さん

背景:
トイレットペーパーには二つの設置方法がある。これについてはWikipediaに『トイレットペーパーの向き』という記事がある。問題の概要を掴むためにご一読いただきたい。トイレットペーパーの設置方法は深淵な問題であることが理解できるだろう。

上述の記事では「表向き(over)」と「裏向き(under)」が提示されている。本稿でも、この表記を用いる。
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(Wikipedia より引用)



考察:
意外に知られていないことだが、『紙』には表面と裏面が存在する。コピーに用いる紙にも表と裏があるし、トイレットペーパーにも、ティッシュペーパーにも表面と裏面が存在する。

ティッシュペーパーが二枚一組になっているのは『どちらの面も表面にするため』である。すなわち、裏面同士を張り合わせているのだ。表面は肌触りがよく、ユーザーに快適さを保証できる。

さて、トイレットペーパーには、シングルタイプとダブルタイプがある。両者の違いは、トイレットペーパーが一重・二重かである。聡明な読者であれば気づくだろうが、ダブルタイプのトイレットペーパーは、ティッシュと同じ原理を適用している。すなわち、どちらの面も『表面』なのだ。対してシングルタイプのトイレットペーパーは表面が外になっている。

ティッシュのユースケースを考えると『両面表』であることは重要である。箱から取り出されたティッシュペーパーは、ユーザーの手により容易に反転される。どちらの面を表として利用するか予想がつかない。そのため『常に表』になるよう加工される。

一方のトイレットペーパーは、事情が複雑だ。ペーパーの使い方には個性がある。切り出して二つ折りにする人もいれば、巻き取る人もいるだろう。しかし、概ね一定の使い方をしているはずだ。読者の皆さんも考えてほしい。果たして表面を使っているだろうか?あなたの折り方・巻き取り方は、表と裏の"逆転"を起こしていないだろうか?

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表向きに設置されたトイレットペーパーを下へ巻き取ると「表」を使用できる(左)。
上に跳ね上げるように巻き取ると「裏」を利用することに…(右)


結論:
もし、あなたが『常に裏面』を利用しているならば、その問題を解決せねばならない。ダブルタイプのトイレットペーパーを購入すれば、この問題から解放されるだろう。ただし、ダブルタイプのトイレットペーパーの値段はシングルタイプのおよそ二倍だ。

経済的な問題を回避するための方法は二つ存在する。一つは『裏面が外』を向いたトイレットペーパーを購入することである。しかしながら、このタイプのトイレットペーパーは流通していないし、そもそも生産されていない。では、市販のトイレットペーパーを買ってきて、自分で巻き直すべきか。言うまでもなく、あなたは貴重な人生の時間をもっと有意義なことに費やすべきである。

もう一つの方法は、トイレットペーパーの設置方法を変えることである。「表向き」→「裏向き」へ。もしくはその逆だ。あなたは普段の習慣を変えることなく(※トイレットペーパーの設置方法を除いては!)、常に表面を使えるようになるだろう。


副次的効果:
トイレットペーパーの設置方法を「表向き」にするか「裏向き」にするかは、確定的な結論を得られにくい難題である。しかしながら、上述したように『表面を使う目的』と『個人的習慣』を高度に融合させ、文化的生活を営む上では、明確な解を導き出すことができるのだ。したがって、あなたは自信を持って「このトイレットペーパーの向きが私にとって正しい」と主張できるだろう。

但し、個人的習慣は個人レベルで約束された手順である。そのため、公衆の場における「正しい」トイレットペーパーの向きを決定することはできない。あなたは謙虚さを持って、その点を認める必要があるだろう。

文:TKD
参考文献:二重トイレットペーパーの分解術/著 WAZEL Re:研究所
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