青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない

カテゴリー: 雑記

未来にタイムスリップして帰ってきたと思っていたが、その時点が既にタイムスリップした後だったぜ

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前作と一つながりになっているお話です。近い未来に交通事故死することを知らされた主人公、咲太。その運命を回避したのはよいものの、代わりに恋人の麻衣が事故死してしまいます。今度は咲太が、その運命を変えるべく過去に戻ります。……というのも、咲太はいつの間にかタイムリープをしており、未来の時間軸に移動しているから。現在へと戻り、咲太は無事に恋人を救えるのか!?

そんなお話でした。未来の人がやって来るパターンではなく、自分が未来から現在へ戻る役回りになるパターンは興味深い設定でした。これまでの全てのお話に登場した思春期症候群の症状・状況が使いまわされていて、良く設計されている点にも感心してしまいました。が、タイムトラベル物だけでに落ち着いて考えると、矛盾しまくりです。物語を面白くするためには、仕方ないんですけどね。

次作から新しい展開になるらしいです。とりあえずチェックをしようと思っています。

すごーく気になったのは、心臓移植の適合者がすぐ近くに二人いるという設定。天文学的確率……という一言でサラッと流されていますが、いや、それはないだろうと(笑)。ここは一番のツッコミポイントになると思います。移植適合者が一卵性双生児とか、肉親であるなら、そういうこともあるでしょうけれど、赤の他人ですからね……

それ以上に悩んだのは、もう一人のタイムトラベラー(翔子)の時間移動の動機です。事故死した女性の心臓を移植されて快復。その後、主人公と学生結婚しているようなのですが……。それで過去に戻ってきます。何が不満で過去に戻るのでしょうか?

・この『翔子』は、咲太が彼女を事故でなくした後に咲太と結婚
・麻衣を救ってしまうと、自分が結婚できなくなる。破綻した結婚生活でもない限り、そうする理由はない
(というか、離婚のためにわざわざタイムトラベルするのは大がかり過ぎる)

…仮に「出来事の改変により」、任意の時点の人物の状況が変わる……とするならば、主人公にも同じことが発生します。「恋人を助けるために過去へタイムリープしたが、別にそんな出来事はなかったんだよね」的な状況が…。
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通りすがり

URL | [ 編集 ] 2017/04/23(日) 23:48:14

こんばんは

青春ブタ野郎シリーズ読み終わったので感想便乗させて頂きます。
> 心臓移植の適合者
これは確かに突っ込みたくなりましたw
天文学的確率すぎるw

>それ以上に悩んだのは、もう一人のタイムトラベラー(翔子)の時間移動の動機です。
これは翔子さんマジ聖女ってところかと・・・w
翔子さんが頑張って麻衣さんを失った咲太君の心を救った結果が梓川翔子なのでしょうが、
きっとそれでも咲太君の傷が癒え切らなかったのでしょう
咲太君が本当に幸せになるために自分の幸せを捨ててでも麻衣さんを復活させるために過去にもどったのかと

> タイムスリップ
おそらく、これはタイプスリップではないのではないかと思います。
物語でよく使われる並行世界やタイムリープ系の設定ではなく
基本は量子論の方向性なんじゃないかと
詳しくは作中の双葉理央先生の講釈に任せますが
このタイムスリップ現象は「粒子は観測されるまで確率でしか存在しない」
これが原理ではないかと思います。

うまく説明する自信がないですが未来の翔子さんや咲太君の世界は現実の世界
(説明しにくいので便宜上各世界を定義します)
全部の世界は各人物に観測されたゆえに確定されているだけで、
すべては同一の世界、同一の時間軸(?)の出来事ではないかと

未来の世界はただの加速された時間軸という確率の粒子を観測しているだけ

翔子さんや未来の咲太君は別の確率を観測して部分的に変更を加えたことで
全員に観測される粒子が、関係する部分だけ変化したのではないでしょうか
(最後の世界も出来事をすべてやり直したのではなく、翔子ちゃんと翔子さんにあったという事実が観測されなくなっただけ)

まぁ量子論的にも矛盾はどちらにせよあるんですが、思春期症候群のファンタジー性で納得できる程度の矛盾までは
量子論的に考えるとしっくりきたりします。

よく使われる、タイプリープ、並行世界で考えると破綻してるとしか思えないくらい矛盾しますし
理央が1巻からちょくちょくそっちで説明してるしこの考え方でいいんじゃないかなとか思ってます。











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